ネタ的に興味はあるんだけど。

先週末から公開された『MONGOL モンゴル』、観にいこうかどうしようか迷い中。
外出するのは面倒というかだるいんだけど(←基本的に引きこもり体質なうえに現在花粉症で体調が悪い)、こういう映画ってDVDだとやっぱり迫力に欠けるしなぁ。うーん。

『身代わり伯爵の決闘』[清家未森/角川ビーンズ文庫]

 庶民派少女ミレーユと、おかしな連中たちの繰り広げる王道ラブコメ、第4巻。

 今回の内容は、遠戚の令嬢と一緒に劇団を結成することになってしまったミレーユと、シアラン公国がらみの種まきやら何やらという感じでしょうか。話そのものは一休憩、あるいは次巻から始まる新章の準備段階という感じだったのですが、それはそれとして相変わらず笑えるし面白かったです。
 ゲストのシャルロットは最初の登場からその個性的な性格が印象的でしたが、表面的な部分だけでなく話が進むにつれて見えてくる内面等もなかなかに魅力的なキャラで、終盤の展開も素直に良かったなぁと思いました。逆にメインカップルの片割れリヒャルトは今回猛アタックしているんですが……ミレーユもうちょっと自覚してあげようよとか、リヒャルトもそこまで押すなら最後まで押そうよとか言いたくなってしまいました(笑) それ以外では、ようやくミレーユとフレッドの入れ替わりに気がついた第二王子が本格参戦か?とかフレッドとセシリア王女の関係も気になるよなぁとか、ヒースの目的ってなんだろうとか、あれこれ気になるところ。

 さて、次からは新章突入ということで、そろそろシアラン関係もまとめに向かっていくのかな。ミレーユとリヒャルトの恋の行方も含めて一筋縄ではいかなさそうですが、どうなる事やら。

作品名 : 身代わり伯爵の決闘
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著者名 : 清家未森
出版社 : 角川ビーンズ文庫(角川書店)
ISBN  : 978-4-04-452404-3
発行日 : 2008/4/1

横から唆してみる。

恋愛要素、現在進行形のものではないですが、3巻の話では割と重要な要素としてありましたよ、とどこへともなく呟いてみる。
あと、4巻ゲストにもその要素はありましたね(1巻の騎士二人とは桁違いにらぶらぶ度過多。ただし……みたいな)
両方ともそれがメインというわけではないし、設定的にどうしても悲恋要素が強いというか切なめだったりするので、お好みに合うかどうかはわかりませんけどねー。

『DOORS II 新たなる敵を修繕せよ!』[神坂一/角川スニーカー文庫]

 ひょんなことからまぜこぜになった無数の平行世界を修繕して回ることになった姉妹と青年たちの遭遇する理不尽コメディ第2巻&完結。

 ネタ的にはいくらでも続けられそうなだけに、もう完結するのかと驚きました。でもまぁ、あまり長く続けてぐだぐだになるより、スパッと終わらせたほうが潔いかもしれませんけど。
 で、2巻の感想としては……1巻の破壊力(触手とか妹とか触手とか)には及ばないものの、基本的にはやっぱりアホな話で面白かったです。話をまとめるためにかシリアスの比重は増えたものの、笑わせる場面ではきっちり笑わせてくれたので、個人的には満足でした。
 そして、ラストは意外にしんみりな雰囲気になった気がしなくもない。個人的にはもっとこう、「あれ、そんな終わり!?」というようなラストのほうがこの作品には似合ってたんじゃないだろうかと思ったりもするんですが、まぁあれはあれで良いかなーと(←適当)

作品名 : DOORS II 新たなる敵を修繕せよ!
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著者名 : 神坂一
出版社 : 角川スニーカー文庫(角川書店)
ISBN  : 978-4-04-414619-1
発行日 : 2008/4/1