『女王の化粧師』[千花鶏/ビーズログ文庫]

人気WEB小説(まず自サイトで公開された後、なろうやカクヨムにも転載されている様子)の書籍化。あらすじ読んだ感じ好きそうな話だったのに加えてみりおんぐらむのt-snowさんが以前からオススメされていたのもあって、購入してみました。WEB版は未読。

5人の貴族令嬢たちが次期女王の座を争っている小国を舞台に、花街の化粧師・ダイが女王候補の一人の専属にと勧誘されるところから物語が始まります。
この1冊だけだと本当にメイン登場人物紹介&導入編という感じ。主人公であるダイの仕事に対する真摯な姿勢と率直な物言いに好感を持ち(読んでて、化粧苦手だからって日頃手を抜いててすみません……という気分にちょっとなる)、ダイが仕えることになる「女王の座から最も遠い」と言われる癇癪持ちのミズウィーリ家令嬢・マリアージュの、しかし垣間見える本質と成長の片鱗ににこにこしながら読み終えました。このふたり以外にも、ダイを直々に勧誘してきたミズウィーリ家当主代行・ヒースやダイの養親である娼館の主アスマ、職場仲間のティティ等、他の登場人物もそれぞれ魅力的。一方で、読んでいてちょこちょこ「おや?」と首をかしげる描写もあり。結構長い話だから先に続く伏線なんだろうと思いますが、人間関係含めて今後どのように回収されていくのかも気になるところです。

ダイがマリアージュを叱り飛ばしたところで1巻は幕となりましたが、これ、もちろん続きは近々出るんですよね? 楽しみに待ってます。

作品名 : 女王の化粧師
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著者名 : 千花鶏
出版社 : ビーズログ文庫(KADOKAWA)
ISBN  : 978-4-04-735523-1
発行日 : 2019/3/15

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