『神様は毛玉 ~オタクな霊能者様に無理矢理雇用されました。~』[栢野すばる/二見サラ文庫]

主にTL、BL方面で活動されている作者さんの、らぶなし一般対象作品。新レーベルの創刊ラインナップの1冊だったようです。最近たまたま読んだ作者さんのTL作品の描写が丁寧で楽しめたので、他の作品も読んでみようと購入しました。

轢き逃げされたサラリーマン・啓介が偶然近くにいた神様・しろに助けられたはいいものの、魂レベルで神様と結びついてしまったがために、神様を相棒に邪気払いを生業としていた霊能者・忍の助手をすることになって――という感じのライトホラー集。
収録されているお話は全部で3編、どれも人間の悪意が具現化したもので冷静に考えるとなかなか怖い。とはいえ、メインの2人と1柱(というか1匹)が方向性こそ微妙に異なるもののそれぞれ「いい人」なのが影響してか、全体的な雰囲気が柔らかくてわりとゆるーい感じで深刻になりすぎずに読めるのが良かった。あと、諸々あってもふもふの毛玉になってるしろがかわいい。かわいいは正義。

三者の関係が安定&ちょっと進展したところで幕が下りているから1冊完結でおかしくないけれど、続編があったら読んでみたいかも。

どうでもいいけど、ソシャゲ廃課金勢の忍にはちょっと遠い目になりますね……。

作品名 : 神様は毛玉 ~オタクな霊能者様に無理矢理雇用されました。~
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著者名 : 栢野すばる
出版社 : 二見サラ文庫(二見書房)
ISBN  : 978-4-576-18105-9
発行日 : 2018/7/11

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