『Cendrillion palikA』プレイ感想メモ。

携帯ゲーム機が今後一択になりそう&それに伴ってネオロマや無双等よく購入してるコーエーも機種移行を進めていきそうなことと、通販サイトのポイントが結構溜まってたので購入したNintendoSwitch。今のところインディーズゲーム中心に遊んでるいるんですが、乙女ゲーム系ではオトメイトが完全新作を出していたので、購入してみました。

システム的には、オトメイトのゲームにしてはわりと快適なほう? ちょっと時間はかかるけど選択肢までスキップもあるのでストレスは比較的少なめ。エンドリストがないのは人によってはマイナス点かも。あ、あとキャラの名前はあえて漢字ver用意せずカタカナだけで良かったんじゃね?と思いました。正直、わかりにくいというかなんというかだし。
ストーリーは、ガラスの呪いがかけられた街・透京に暮らす少女が、ある日出会った自称「魔法使い」に彼女だけがこの呪いを解くことができると告げられ、解呪のため協力者と行動をともにする――というのがおおまかなあらすじ。キャラ紹介が共通2章までで、その後は協力者候補から1人を選んで個別ルートに突入します。だいたい主人公によるカウンセリング恋愛になりますが、互いに惹かれていく過程がわりと丁寧で納得できるし、呪いを解く方法もキャラごとに違うから金太郎飴展開はなし。展開や設定等はふんわりしている部分も多々ありましたが、それがおとぎ話や寓話めいた雰囲気を演出しているようにも思えました(好意的解釈)

以下、キャラ別感想。できるだけネタバレしないようにはしてますが、一部触れてるところはあります。

・玻ヰ璃[ハイリ]=ラリック
主人公。シンデレラで魔法使いで王子様。自分だけがガラスの呪いを解くことができると言われそれなりに納得できる証拠も示されたことから、呪いを解くためにいろいろ頑張ることになる。地味にツッコミが鋭いところも好感度高い。しなやかかつ強靭なメンタルの持ち主で、わりと酷い目にあってもなんだかんだ前向きに頑張る良い娘。それだけにメリーバッドっぽい終わりになる哀哭ENDは唐突に病んだように思えてしまうんですよね……まあ好みの問題か。しかし、某ルートで呪いを物理的に破壊できないか試してみようと斧を持ち出してきた時は思わず吹いた。

・紫鳶[シエン]=クリノクロア
透京外の住民。ユーレンの住む教会に居候している青年。オトメイトの日野さんキャラにしては珍しい(個人的な印象)、正統派の王子様キャラ。他の外部組ルートでもさり気なくフォローしてくれる良い人。しかし、彼の悩みの原因になった出来事は、なんというか、理不尽すぎて同情する。

・憂漣[ユーレン]=ミュラー
透京外の住民。透京の呪いを研究している青年。恋愛なんかには興味がないそんなのに時間と思考を使うのは無駄だ!という序盤から後半のギャップがすごかった(褒めてる)

・黒禰[クロネ]=スピネル
透京外の住民。シエンとユーレンと旧知で彼らの住居にもしばしばやってくるガラス職人。ひとによっては地雷になりかねない設定持ち(個人的には彼の感情は憧憬に近いものだったろうし、そうでなかったとしても別にありだと思ってる) 序盤がとにかく塩対応&めげずに協力を求めるハイリとのやりとりが楽しかった。しかし、彼ルートだけどうして呪いが解けたのかいまひとつはっきりしない……いや、あのひとがあのひとに何かしら働きかけたんだろうけど……

・泣虎[ナトラ]=ピオニー
透京の住民。透京と外をつなぐ出入り口の門番。本人に悪気はないものの一見粗雑な雰囲気と言動で相手を怖がらせることがしばしば。仲良くなると普通に親しみやすい、大型わんこタイプ。ハイリと交流を持つ過程で、慕っている(というか依存していた)兄・リンドウから精神的に自立していくのが良かった。

以下3人は攻略制限あり。
・廻螺[エラ]=アマルリック
透京の住民。街の図書館で働いていて、ナトラとリンドウとは幼馴染。彼の抱える秘密については、他ルートで気づくこともあるかも。そして、あれこれ知ったあとにハイリの行動を振り返って謝りたくなるという。恋愛面では見た目に反して結構ぐいぐい押してくるのが意外だった。

・綸燈[リンドウ]=ウェステリア
透京の住民。透京の象徴である時計塔の番人。闇が深い……!と言いたくなるキャラナンバー1。ナトラやエラへの対応とか見てると根は悪い人じゃないのは分かるから嫌いではないし、あの「趣味」に対する償いもしていくんだろうけど……うん、闇が深かった。

・歌紫歌[カシカ]=ガレ
ハイリの前に現れた自称・魔法使い。透京の呪いを解く方法をハイリに伝え、実行させる――が、実際は呪いを完成させるためにハイリを利用していた、呪いの元凶。クロネよりもはっきりと過去の恋人の存在が語られるので、ひとによってはアウトになりそう。いろいろ思うところもあるけれど、最終的にはまあ、どのルートを進んだときでも幸せになってくれたらいいなとは思う。

他、サブキャラのシオン(主人公の兄)とエリス(主人公の親友)もそれぞれいい味してるキャラで好印象。特にお兄ちゃんは、理不尽さのない良いシスコンお兄ちゃんだった……。

ストーリー的にはゲーム中で問題解決してるしステラの限定版セット付属の冊子で後日談がフォローされてるし、設定からしてもFDや続編は難しそう。逆に言えば、ゲーム1本ですっきりきれいにまとまった良作とも言えますね。私としては、結構お気に入りの作品です。 

作品名 : Cendrillion palikA( 公式サイト
    【 amazon
メーカー : オトメイト/アイディアファクトリー
プラットフォーム : Nintendo Switch
リリース日 : 2018/10/25

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