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これまでbk1一筋(単に面倒くさかっただけ)でしたが、インスタントストア作成機能が面白そうだなぁと思ったので、ぽちっと登録。
とりあえず、インスタントストアは特にお気に入りの作品をあれこれピックアップしておく場所にしようと、現在作成中です。

『僕僕先生』が微妙に話題に?

まいじゃー推進委員会様の「非情の掟・補論」経由で。
既読の日本ファンタジーノベル大賞大好き人間として個人的な意見を述べますと、『僕僕先生』は確かに軽めで気楽に楽しめる作品なので、最初からライトノベル感覚で楽しむつもりなら別に読んでも損した気分にはならないと思います。思いますが、ハードカバーで買ってまで読むことをオススメするかどうかは……まぁ、人それぞれってことで(逃)
ところで、t-snow様にはむしろ最近文庫化されて安く手に入る『狐笛のかなた』をオススメしたいです(←ドサクサ紛れにお気に入りを押し付けるなそこ)

……そういえば、ファンノベ大賞に「重厚長大な幻想小説を期待する」人っているんだろうかと、本筋から離れたどうでもいいことが気になった。
いや、私がこの賞に持ってるイメージっていわゆる「ファンタジー」の枠にとらわれない奇妙奇天烈な作品の受賞率が高いというものなので(そのため、目だって奇抜なものが感じられなかった『僕僕先生』については、あまり印象にも残ってないというのが正直なところだったりする)
単に、私が期待してるのがそういう作品ってだけなんでしょうかねぇ……。

低空安定。

ここ最近の体調はそんな感じ。
ピークの頃を思えば随分マシにはなってるんですが、いまひとつすっきりしないというか。
睡眠時間はできるだけとるようにしてるんだけど、あと何をすればいいんだろう。
うーん…………………………………………、とりあえず、寝るか(←やっぱり他の手段が思いつかなかったらしい)

『桜行道』[佐島ユウヤ/講談社X文庫ホワイトハート]

 今月は新刊購入予定が少ないので、唐突に既刊の感想(兼紹介、あるいは布教)を書いてみる。
第一回目(?)は『桜行道』。妖を見ることが出来る青年・城戸藤也がひょんな縁から天狗の周平の故郷を目指すことになり、さらにその旅の途中で遭遇する様々な出会いや出来事を描いた連作短編集。

 藤也自身の能力や同行者の影響なのか、彼らが旅の中で巡りあう事件は妖が絡むことが多いのですが、その割にどの話も地味な印象。ただ、作品全体を包む淡々とした雰囲気は漂泊を続ける藤也の立ち位置を示しているようにも思えるし、収録されている各話は様々な縁が描かれていてなかなか読ませてくれますし。全体的にしっとりしんみりとした味わいのある作品集で、結構お気に入りです。
 収録作で一番のお気に入りは、4話目の「石蹴り鬼」ですね。藤也の前にほんの一時見えた、愛しく懐かしい人の幻影。触れ合うことはできても噛みあうことのない会話、そして、泣き笑いの顔で呟かれた心からの言葉。藤也の抱える事情もおおよそ明らかになって、その上でのこれはちょっと切なすぎました。終わったあとの周平との会話もまた、なんとも言えない雰囲気がありましてねぇ……。次点は5話の「楓の高僧」。周平が己の住処を見失うことになった原因や故郷に戻った時の言葉、作中で絡んできていた男が迎えた結末など、それぞれの想いが押しつけがましくもなくスッと伝わってきて、良かったです。そして、藤也と周平の別れは、ああ彼ららしいな、と思っていたら……そう来ますか、と(笑)

 旅の終着点が何処になるのか、あるいは何時になるのか。それまでは変わらず流れていくのだろう姿が目に浮かぶよう。あとはただ、藤也の行く先に幸いがあることを祈るばかりです。

作品名 : 桜行道
    【 amazon
著者名 : 佐島ユウヤ
出版社 : 講談社X文庫ホワイトハート(講談社)
ISBN  : 978-4-06-255720-7
発行日 : 2004/2

『パレドゥレーヌ』買いました。

そして今日は休みだったので、早速プレイ。
難易度通常だとさほど苦労しない設計のようですが(つーか、宰相に負ける方が大変そう)、具体的な数字が画面上で見えないからSLGとしては微妙にやりにくかったです。
乙女ゲームとしては、砂を吐くほどの甘さはないけど適度な糖分がなかなか好みでございました。ああでも、せっかく着替えとかあるなら画面に反映させるなり特定の条件で相手からコメントもらえたりとかすればいいのになーとはちょっと思った。

ちなみに、一周目のデータでエンディングが見れたのは宰相・シルヴェストル・クレメンス・ロドヴィック・アデライード・エピドート・ヴィンフリート・エクレール・アストラッド・ディトリッシュ・エヴァンジル・レミー。
乙女的にはヴィンフリートやアストラッドたちになびくべきなんだろうなぁと思いつつ、一番贔屓が宰相で意外なお気に入りがエピドートになる私の趣味は、やっぱり我ながら何かおかしい気がしなくもない。

さて、2周目はとりあえず完全勝利を目指そうかなー。