「好きラノ2021年下期」に投票してみる。

新年あけましてすでに数日経過してますが、おめでとうございます。今年も気ままに更新していきますので、よろしくお願いいたします。
さて、本題。いちせさん主宰の「好きラノ2021年下期」、あまり新作は読めていないのですが参加させていただきます。順不同。
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2021年の雑な振り返り。

なんだかバタバタしてて、気がついたら9月からしばらく間が空きました。毎月更新を目標にしてたのが達成できずちょっと残念ですが、また来年心機一転頑張ろう。
で、2020年よりは気持ち程度マシだったように思えなくもないとはいえ、2021年も新コロのせいで諸々大変な日々でしたな……。一進一退の攻防が続いてる印象ですが、来年はもっと状況が好転して、新コロ前の状況に少しでも近づけることを祈るばかりです。
私生活の方では、思うところあってもう少しスキルを身に着けたいとあれこれ興味のある分野を勉強中。知らなかったこと・縁遠かったことについて、ぼんやりした輪郭だけでもわかるようになるには楽しい。来年も、読書や観劇といった趣味とうまく両立させながらあらためていろいろと学んでいきたいなあと思ってます。
そんなこんなで、2021年も残すところあと数時間。皆様、よいお年を。

宝塚星組「柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!」を観てきた話。

気がついたら夏が過ぎて秋の色が深まりつつある今日この頃。そろそろ存在自体を忘れ気味な緊急事態宣言発令の最中ではありますが、感染症対策に気をつけて行ってまいりました。
以下、(原作者ファン視点・ほぼ第一部のお芝居についての)箇条書き感想。
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『ヴィクトリア・ウィナー・オーストウェン王妃は世界で一番偉そうである』[海月崎まつり/Kラノベブックスf]

読書記録

流行の悪役令嬢ものの型を下敷きにした、悪役令嬢通り越して女王様・覇王様なビクトリアとその伴侶となるフレデリック(王子→国王)、そして周囲の人々が繰り広げるコメディ。「小説家になろう」掲載作です。

プロローグでフレデリックが婚約破棄を言い出したあとの、ヴィクトリアの返答から怒涛の勢いで事態を収束させていく流れがもう楽しくて仕方なかったです。各話の基本的な流れとしては、とてつもなく有能で鋼のポジティブメンタルのヴィクトリアが、覇王オーラで周囲を魅了しぐいぐい問題解決に話を持っていくというもの。登場人物たちの行動にツッコミ入れまくりの地の文も含めて、ある種お約束的なコントというか新喜劇というか、まあそんな感覚で読めました。
また、そんなヴィクトリアが幼い頃からフレデリック一筋で(本人曰く「殺すほど愛している」)、フレデリックもなんだかんだヴィクトリアを愛している関係が頻繁に描かれるのにとてもニコニコしました。壁ドンとか押し倒しとかすぐ積極的な行動に移る肉食系王妃とそんな王妃にときめく小動物系王様の組み合わせ、実に良きもの。

この調子で今後も突き進んでいくんだろうなー的な、みんなハッピーな雰囲気で幕。最後まで楽しく読めた作品でした。

作品名 : ヴィクトリア・ウィナー・オーストウェン王妃は世界で一番偉そうである
    【 amazon , BOOKWALKER , honto
著者名 : 海月崎まつり
出版社 : Kラノベブックスf(講談社)
ISBN  : 978-4-06-522501-1
発行日 : 2021/7/2