なんか現地で盛り上がってるらしい&流石にそんなにすぐに台湾に遊びに行く予定がないというわけで、通販で取り寄せた火鳳燎原最新刊。誤読しまくりだろうけど気にしないで(←気にしなさい)、簡単に感想。
28巻の時点ではどうやったら負けるんだこいつら、とか思っていた呂布陣営が一気に追い詰められていく展開が容赦ない。しかし、その追い詰められていく原因がよくあるような内部分裂とかじゃなくて、真剣勝負の結果競り負けたためというのがなんとも憎い演出だし、面白さに拍車を掛けてるなぁと思います。
で、28巻の予告どおり陳宮vs二~四奇+司馬懿の知略戦が繰り広げられるわけですが。陳宮の策も悪くなかったと思うんです。思うんですが、なんというかほら、流石に相手が悪かったという感じですかねぇ。あのメンバーが揃って行動すると、流石に凶悪だ。……ところで、作中トップクラスの仁者であるはずの荀彧が、何気に一番鬼な発言しているように思うのは、私の誤読なんだろうか(笑)
あと、小東西(呂布の娘)が健気で健気で泣けてきます。そして、そんな描写が短いながらも存分になされた直後に、あれは酷いと思います陳某先生(涙) この作品では彼とその一族(ネタバレなので固有名詞は伏せる)は悪役というか仇役というか、まぁ憎まれ役なんだろうなぁというのは思ってましたが、そういう位置づけであるにしても、あれはやっちゃいけないと思うんだ……。
と、いろんな意味で衝撃的な場面で以下次巻。30巻の次回予告となっているわけですがその文句が……これはいよいよ、来るべきときが来たか、という感じ。一体どういう風にその最期が描かれるのか、楽しみで仕方がありません。