2019年・私的観劇雑感まとめ。

去年に続いて、2019年の観劇記録簡易まとめ。ちなみに今年は、ライブ・ビューイングを含めて全26作品観劇。観劇はじめは宝塚月組「アンナ・カレーニナ」(ライビュ)、観劇おさめは「文豪とアルケミスト 異端者ノ円舞」でした。

本拠地が物理的に比較的近いのでやはり通いやすい宝塚は、星組・花組のトップコンビ(花組は時期がずらされましたが)退団公演を劇場で見届けることができたのがしみじみ良かったなあと思いました。で、観た演目で気に入ったのは、大劇場公演では花組「CASANOVA」が細かいことを考えずに楽しめる娯楽作でビジュアル的に美しかったのと、星組のレビュー「Éclair Brillant(エクレール ブリアン)」のボレロと黒燕尾群舞の場面が圧巻でした。小劇場だと月組「アンナ・カレーニナ」と星組「鎌足」が印象に残ってます。
あと、運良くチケット取れて観に行った「チェ・ゲバラ」で風間柚乃さんが「え、まだ新人公演対象の学年なんですよね……?」と聞きたくなるレベルですごかった。そのあとの大劇場公演では180度違うかわいらしい役だったのでまたすごい……となってた。

宝塚以外では、「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」が頭ひとつ以上抜けて好き。けして長くはない時間で過不足なく話を纏め上げる手腕は、流石三谷幸喜さんという感じ。良いものを観た!と素直に思える作品でした。
それと「ファントム」は、前年の宝塚雪組版が素晴らしかったから比較しちゃうかもなーと思いながらも観に行ったんですが、おおよその展開は一緒なのにちゃんと別物として観ることができて、演出って面白いなあと思いました。ところでクリスティーヌ役の木下晴香さん(Wキャスト)をモーツァルト!以来ひっそり応援しているんですが、着実に実力をつけておられる印象で今後どんな役を演じられるのかますます楽しみになりました(「アナスタシア」は確保してる)

2.5次元系だと、「文豪とアルケミスト」2作品が印象に残ってるかな。原作ゲームのわりとふんわりしてる設定(ゲーム離れて久しいので今は変わってるかも?)を独自の方向に発展させて作り上げられている舞台ですが、その方向性がわりと好み。そもそも吉谷光太郎氏が個人的に相性が良い演出家さんなので、わりと安心して観られるのもあると思う。
あと、FGOバビロニア舞台とロード・エルメロイⅡ世の事件簿はキャストさんの歌が聴きごたえありました。事件簿は演出がちょっと好き嫌い分かれるかもと思いましたが、私個人としては壮一帆さん演じる化野菱理が私の理想そのままだったので満足。このまま冠位決議までやってくれたら最高なんだけどなー。

とりあえず、今年のまとめはこんな感じ。来年も面白い作品をたくさん観ることができますように。

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