いちせさん主宰の「好きラノ2018年下半期」、今年読んで面白かった本(下半期)まとめも兼ねて参加です。
『茉莉花官吏伝(4) 良禽、茘枝を択んで棲む』(石田リンネ/ビーズログ文庫)
【18下期ラノベ投票/9784047350885】
『腐男子先生!!!!! 2』(瀧ことは/ビーズログ文庫アリス)
【18下期ラノベ投票/9784047352940】 → 感想:2018.09.30
『また君と出会う未来のために』(阿部暁子/集英社オレンジ文庫)
【18下期ラノベ投票/9784086802147】
『うばたまの 墨色江戸画帖』(佐倉ユミ/集英社オレンジ文庫)
【18下期ラノベ投票/9784086802284】
『怪奇編集部『トワイライト』3』(瀬川貴次/集英社オレンジ文庫)
【18下期ラノベ投票/9784086802208】 → 感想:2018.11.25
『異人街シネマの料理人(4)』(嬉野君/ウィングス・ノヴェル)
【18下期ラノベ投票/9784403221231】
『女衒屋グエン』(日向夏/星海社FICTIONS)
【18下期ラノベ投票/9784065131107】 → 感想:2018.10.05
『天冥の標X 青葉よ、豊かなれ PART1』(小川一水/ハヤカワ文庫JA)
【18下期ラノベ投票/9784150313555】 → 感想:2018.12.26
『東京レイヴンズ(16) [RE]incarnation』(あざの耕平/富士見ファンタジア文庫)
【18下期ラノベ投票/9784040727295】
『スレイヤーズ16 アテッサの邂逅』(神坂一/富士見ファンタジア文庫)
【18下期ラノベ投票/9784040729053】 → 感想:2018.10.22
今期は個人的ヒットが多かったので10枠全部使い切り(これでも絞った) 出版社・レーベル別、作者名順。
ここで上げた中では、年末に刊行がはじまった「天冥の標」最終巻1冊目が頭ひとつ以上抜けて面白かった。次点は「東京レイヴンズ」の新刊。このおふたりはもはや、なんだかんだあっても終盤盛り上げてくれるという安心と信頼感がありますなー。
「スレイヤーズ」は本編完結から18年ぶりに発売された新刊。相変わらずのノリが懐かしくも楽しかった。
「トワイライト」と「異人街シネマ」は完結。「トワイライト」は設定的にまだしばらく続けられそうなのでちょっと惜しい気がしてる。
「茉莉花官吏伝」は成長していく茉莉花の姿におぉとなります。「うばたまの」は私は楽しく読んだけど、「いやこれ、オレンジ文庫より一般時代小説として出したほうがよかったんじゃない?」とも思った。期待の新人枠です。
「また君と~」は姉妹作「どこよりも遠い場所にいる君へ」と続けて読むのがオススメ。時間ものの佳作。
読み切りの「女衒屋グエン」は、状況としてはの八方塞がりなのに不思議と小気味よい終盤が印象的だったので一票。