『テスタメントシュピーゲル 2』kindle連載第5~6回[冲方丁]

「テスタメントシュピーゲル」kindle連載5~6回目の感想です。気をつけてはいますが、ネタバレ注意。

・全12回の予定だから、これで半分。現時点でスプライト3の分量は抜いていて、このペースだと確実にスプライト4&テスタメント1を超える厚さになりますね。
・6回目冒頭は、今まではまだ「疑わしい」程度だったのがはっきりくっきりでまあなんとも衝撃的。
・鳳のフロー状態進行がやっぱりしゃれにならなかった件。冬真もこれで彼女の状態をはっきりと認識したから、1ラストに至るまでの描かれざる奮闘が始まるかな?
・もう一人、別の意味で危なっかしい雛。精神的にかなり追いつめられて、完全に一方しか向いていなかったところでの神父の言葉がにくい。
・雛の現状を考えると、やっぱり次あたりで遭遇するだろう涼月のひとことはかなり大きい。
・特甲猟兵たちがどうなるのかも気にせずにはいられない……特に白露は、夕霧のことがあるからなあ……
・安心安定の乙&日向ペア。グスタフ氏が普通に良い人っぽいぞ!?
・彼に関してはまだ伏せられてる情報があるのか……1での描写も、アレはまだしもソレは解釈のしようがなくもない、のか? まあ、もう少し情報待ち。
・映像になったらガン=カタ状態確実な乙の戦闘場面がすごい。マルドゥックでの、バロットのそれに並ぶ勢い。
・なにげに日向が因縁持ちそうな相手が登場。数少ない癒し要素もそのまま行くはずないってことですかそうですか。
・やっぱりヘルガ長官と兄弟だなあと思う州知事。描かれた逆転劇は痛快なれど、これがさらに苛烈な状況につながるのかどうか。

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