そのまま流れで大掃除。

……うっかり寝る場所に困りそうなほど散らかしちゃった。どうしよう(←計画的に行動しましょう)
えーと、困っていても勝手に片づくわけじゃないし。こうなったら、とにかく行動あるのみか。
今回は基本的に捨てる方針で、まずは分別から頑張ろう、おー!

黒い悪魔との死闘。

数日前のことです。クーラー我慢して部屋の窓を開けていたのですが、網戸の隙間が少し開いていたことに気がついていませんで。そこから野良が侵入してきました。
気がついて叫んでも後の祭り。居着かれる前に退治せねばと、数日間他のすべてを後回しにして戦ってまいりましたが、本日ようやく仕留めました(時間かかりすぎ?)
これでもう大丈夫だと思うけど、怖いからしばらくコン○ットとか仕掛けておこう。

それにしても、我が家はたまに野良が侵入してくるぐらいで普段から連中とやりあってないので、たまにこういう事態になると対策グッズがなくて困ります……(1日目なんか、キンチ○ールしか武器がなかったものなぁ)

『身代わり伯爵の結婚』[清家未森/角川ビーンズ文庫]

 父親に引き取られ伯爵となった双子の兄の身代わりを務めるハメになる庶民派少女ミレーユと、おかしな連中たちの繰り広げる王道ラブコメ、第2巻。

 1巻同様、ベタというかお約束というかなネタと展開。正直、メインとなっている話の筋は王道すぎて物足りなさもありましたが、キャラの個性の強さ(むしろ強すぎるぐらい)に引っ張られて読み進めるうちに、細かいことはまぁいいやという気分になってしまいました。それにしても、この王宮の変人率の高さは異常だ。前巻では出番が少なかったせいか真人間だと思っていた王太子妃もアレだったものなぁ(笑)
 あと、1巻では砂を吐くほどじゃないと感じていたらぶ度が何気に急上昇。つーか、天然同士なのでカップル成立こそしてませんが、傍から見てるとバカップル以外の何物でもなくないですかこの二人。

 真面目なところでは対外関係でいろいろありそうですが、それよりなにより王宮の変人たちを相手にしたミレーユの奮闘記がまた読めるといいなーと思います。とりあえず、ミレーユの正体に気がついたら横槍入れてきそうですな。

作品名 : 身代わり伯爵の結婚
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著者名 : 清家未森
出版社 : 角川ビーンズ文庫(角川書店)
ISBN  : 978-4-04-452402-9
発行日 : 2007/7

『流血女神伝 喪の女王7』[須賀しのぶ/集英社コバルト文庫]

 架空歴史ファンタジー「流血女神伝」、最終章ユリ・スカナ編第7巻。ネフィシカの元から逃げ出すため、ザカール人たちと交流を持ち始めたカリエ。その交流の中で、カリエの意識は徐々に変化していき、やがてこの国で己に与えられた役割、ザカリア女神の思惑にまで思いを巡らせるようになる。一方、周囲も驚く回復振りを見せたルトヴィア皇帝ドーンだが、破滅の足音は着実に迫っていて……という展開。

 えーと、誰もが思ったことでしょうがあえて言わせてください。これ、本当にあと1冊で終わるの? つーか、仮に2分冊にしたとしても全然足りないんじゃないかと思うんですが。どれだけ最終巻に詰め込むつもりなんだ須賀さん……。でも一方で、カリエを中心した「流血女神伝」は確かに収束に向かいつつあるな、という印象も受けました。脱出時の描写なんかは、特に象徴的でしたし。

 ユリ・スカナ関連については、ネフィシカの印象が変わったのが自分でも吃驚。いや、根本的な部分は変わってないのですが、なんというか、カリエの意識が変わったからか、この人もそもそも哀れな人だったんだということをこちらも思い出したというか。精神的な支えを得て、少しずつでも君主として成長していって欲しいと思うようになりました。イーダルは……ついにアルガにまで(半分以上)諦められて、この先どうなるのかなぁ。
 一方、エティカヤ。バルアンの描写には、彼にとってカリエがどれほど大きな存在で、どれほど傷になっているのか改めて思い知らされました。しかし、この状況だとやっぱりもう再会はなさそう……。後宮でのフィンルとアフレイムの対面は、最初は単純に微笑ましいなーと思ってたのですが……アフレイムの側に、ナイヤがいてくれて本当に良かった、としみじみ思いました。そして、今は無理でも、いつかはカリエのことを理解してあげて欲しいと強く思いました。それにしても、このあたりのシーンを読んでいると子供世代の話も読みたくなってきて困りますねこれ(笑)
 最後になりましたがルトヴィア。吹っ切れたグラーシカはかつての凛々しい姿を取り戻したのはいいものの、この状況では死亡フラグ成立していってるように見えて仕方がなかったです。そして、一番安全といわれる南公国でのオーリアとギアスのやりとりに心和んだのもつかの間。よりにもよってあの状況で、それがきますかと絶句。須賀さん、いくらなんでも容赦がなさすぎます……。もはやどうあがいても破滅は避けられそうにない情勢ですが、それでもこの国を想って行動しているドーンたちの苦労を思うと、奇跡を祈らずにはいられません。

 泣いても笑っても残り一冊。はたして、登場人物たちはどのような道を進んでいくのか。続きが今から待ち遠しいです。

作品名 : 流血女神伝 喪の女王7
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著者名 : 須賀しのぶ
出版社 : 集英社コバルト文庫(集英社)
ISBN  : 978-4-08-601053-5
発行日 : 2007/8

タグアーカイブ設置。

先日のいたたまれない気分に後押しされて、ずっとほったらかしにしていたタグアーカイブをあーでもないこーでもないと唸りつつ作成。あわせてタグの表示も変更し、カテゴリ別・(おおよそ)五十音順で表示されるようにしました。縦に長すぎなのは自分でもちょっと気に入らないんですが、これで少しは目的の記事が探しやすくなったかな? 表示方法はまた何かいい方法を考えることにしよう(←とか言いつつ、そのまま忘れる気がしなくもない)
ついでに、なんとかカテゴリにも反映できないかと四苦八苦したのですが、やっぱり出来なかったのでそれは諦めました(駄目駄目)
いや、サブカテゴリ削除して改めてタグで分類すればおそらく出来ると思うのですが、WP2.3のタグ機能がどうなるのかまだ分かりませんから、今回のところは保留で。