野菜食中心生活。

今でも地道にダイエットは続けているのですが、これも体重減少の影響か、最近になって好む食事の傾向が変わってきたようで。自分で調理するときはほとんどベジタリアンのようなメニューが中心になってます。
もっとも、全然動物性の食品を取らないわけじゃなく可能な限り避けるという感じなので、正確にはセミ・ベジタリアンになるでしょうが、それでもなんというか、肉類を食べなくても人間って生きていけるものなんだなーとしみじみ思う今日この頃。
完全なベジタリアンになるのは難しいけど、これぐらいのゆるさならダイエットのためにも健康のためにも良いと思うので、のんびりレパートリー増やしていこうっと。

2月3週目の購入メモ。

『イスラームの世界観』[片倉もとこ/岩波現代文庫]【amazonbooplebk1
『ばいばい、アースIV 今ここに在る者』[冲方丁/角川文庫]【amazonbooplebk1
『桜姫』[近藤史恵/角川文庫]【amazonbooplebk1
『興亡の世界史09 モンゴル帝国と長いその後』[杉山正明/講談社]【amazonbooplebk1
『疑史世界伝』[清水義範/集英社]【amazonbooplebk1
『水滸伝 17』[北方謙三/集英社文庫]【amazonbooplebk1
『世界の歴史20 近代イスラームの挑戦』[山内昌之/中公文庫]【amazonbooplebk1
『BLACK BLOOD BROTHERS (S)5 -ブラック・ブラッド・ブラザーズ短編集-』[あざの耕平/富士見ファンタジア文庫]【amazonbooplebk1
『灼熱のエスクード MATERIAL GIRL』[貴子潤一郎/富士見ファンタジア文庫]【amazonbooplebk1
『私説三国志 天の華・地の風 八』[江森備/ブッキング]【amazonbooplebk1
『精霊の守り人 二』[藤原カムイ/ガンガンコミックス]【amazonbooplebk1

『疑史世界伝』は、文庫待ちかなーと思って今までスルーしていたんですが。たまたまとあるサイトで目次を見たとたん、反射的に買い物かごに放り込んでました。トルコ人の父って、もしかしなくてもあの人ですよね!(ものすごく期待に輝いた目)
(08.2.19追記)『夕陽の梨』が延期になったっぽいから今週は出費が抑えられるなーと油断してたら、興亡の世界史でモンゴル帝国が来たー!(←全巻購入は厳しいので、気になる巻だけ買ってます)

京都市長選。

府民だけど市民じゃないからあんまり関係ないものの、身内が勤めてたりするのでちょっとは気にしてたのですが。
先日の大阪府知事選と比べて盛り上がらないことこの上ない選挙だったなー(←あれと比べちゃ駄目だろう)
まぁ、当選した人は下馬評どおりという感じだったけど、得票差は予想していたよりかなり僅差で、その点は少し意外だったかも。
……それにしても、当選直後のインタビュー聞くだけでも、現状とさほど変化はなさそうだなーと思ったり。

待つしかないから待つけれど。

今度発売の『Yom Yom』6号で十二国記の新作が発表されるそうで。新作を読める喜びよりも、一応続きを書く気はあるんだと分かった安堵感のほうが大きかったのはどうしたものか(苦笑)

それはさておき、この情報を見たときにふと、そういえば現在続刊待ち・打ち切り喰らったけど諦め切れてないシリーズorとりあえず新作を待っている作者さんってどれぐらいいるだろうと考えた。以下、ぱっと思いついたリスト(過去半年の間に新作が発売されていないシリーズ&作家のみ)
“待つしかないから待つけれど。” の続きを読む

『THE DAY Waltz 2』[前田栄/新書館ウィングス文庫]

 諸事情から軟禁生活を余儀なくされている少年パウロ@超現実的かつ俺様主義と、本に魂を囚われた錬金術師フィラレテス@根がお人好しのジャパニメーションマニアが17世紀のプラハの街で繰り広げる冒険劇、第2巻。

 1巻に引き続き、思いっきりマイペース(この場合の「マイペース」は基本的に敵は殲滅&勝てば官軍という感じ)でミッションをクリアしていくパウロと、彼にいいようにあしらわれてるんだか何なんだかなフィラレテスのコンビが楽しかったです。おまけにこの巻では、いつもは俺様なところが目立つパウロがフィラレテスに(一応)親愛の情を感じている様子や歳相応な反応などを示してくれたりと、なかなかかわいい面も見せてくれてちょっと好感度アップ。つーか、あの場面を見ても取り乱さないような子供じゃなくて良かったと心底思ったです。
 そんな2人が、ミッションを優位に運びために生み出したホムンクルスのレオシュのあからさまな怪しさがまたなんとも。最後の描写からすると、まぁそういう存在なんだろうと見当はつきますが、一体どういう理由で「それ」の中に入ってミッションに介入してきたのかが気になります(単なる愉快犯という可能性も高そうだけど) 
 現代での話は、えーと、カロリナ嬢の妄想……もとい、豊かな想像力の産物に笑わせていただきました。あと、パウロの両親も(いろんな意味で)面白そうな人たちだなぁと思いました。でも、本編に登場はしないだろうなぁ。

 さて、今回の件でプラハの「彼女」との因縁はまた変化するのでしょうが……一体、どう転ぶことになるのかが気になるところ。良いように変わればいいんですけどねぇ……。

作品名 : THE DAY Waltz 2
    【 amazon , honto
著者名 : 前田栄
出版社 : 新書館ウィングス文庫(新書館)
ISBN  : 978-4-403-54124-7
発行日 : 2008/2/9