宝塚雪組「ONES UPON A TIME IN AMERICA」を観てきた話。

全世界的ににくいあんちくしょう(某新型ウィルス)のせいで、怒涛の勢いで日々が過ぎていった気がするこの2月。
そのせいばかりじゃありませんが、そういえば今月更新できてない!数年ぶりの毎月更新記録が止まってしまう!!!というわけで、書きかけたところで止まっていた雪組公演の箇条書き感想を引っ張り出してきました。東京千秋楽(無事に上演されることを心の底から願っています)はまだだからセーフ。ちなみに原作映画は未見です。

・原作映画はもっと激しい(というかなんというか)な内容らしいですが、宝塚版は厳しい時代にままならない人生を必死に生きた人達の物語に仕上がっていたなーと思います。
・しかし、予想していたとはいえ結果的にメイン級は誰も幸せにならないお話だった……現雪組トップコンビで普通にハッピーエンドとかコメディな作品を、大劇場で観たいという夢は果たして叶うのだろうか……あと1作……(遠い目)
・望海風斗さん演じるヌードルス。彼が幼馴染のデボラに抱く感情は、望海さんの表情豊かな歌声と演技の効果もあって、「重っ!!!」としか言いようがなかった。
・その重さが集約された1幕ラストの薔薇のシーンはとても良いものでした……なんてひどい薔薇の使い方だ……。他、少年期と壮年期、それぞれでヌードルスがデボラに薔薇を贈る場面も、時の経過と想いの変化をまざまざと見せつけられて、なんとも残酷(褒め言葉)
・真彩希帆さん演じるデボラは、ショービジネスの世界での成功を夢見て、実際にその夢に手は届いたものの……絶頂期の華やかな歌よりも、銀橋を渡りながらひとり歌う真彩さんの寂しげな歌声が印象に残りました。
・ヌードルスの相棒・マックス(彩風咲奈)は、作中でもう少しキレ者なところを印象づけるエピソードが欲しかったかなー。
・労働者組合の代表・ジミー。理想と正義感を持った男かと思いきや、壮年期のふてぶてしさがすごかった。つーか、ヌードルスもマックスも黒に染まりきれない、どこか誠実さを残した人物造形(主観)なこともあって、今作で一番腹黒い男になってたような。
・マックスの恋人で地下酒場の歌姫キャロル(朝美絢) その妖艶な美しさとは裏腹に愛する人とともにあることを求めた、ある意味ではデボラと対極にいるような人だったなあ。終盤、サナトリウムでヌードルスと面会したときの儚さも印象に残った。
・ちなみに朝美さん、オープニングとフィナーレではいつもどおり男役として出てこられてましたが、お芝居で女役の今回はいつもと化粧法が違うのかいつも以上に美貌が目立っててヤバかった(語彙力)
・少年期のヌードルスと敵対し彼が投獄される原因でもあるバグジー(諏訪さき) は、出番はさほど多くはないけれど要所でのインパクトが強かった。阿片窟の幻影が個人的には好き。
・ファット・モー(奏乃はると/橘幸)とニック(綾凰華)は数少ない癒やしだった…つーかデボラはニックと結婚したら一番幸せだったんじゃないかと……いや、あくまで仕事仲間であったからこその良好な関係だったのかもだけど……

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください