年末怒涛の観劇ラッシュ(申し込みしたのがなぜかご用意されまくったので)、2作品目はコーエーテクモのネオロマシリーズでも屈指の人気を誇る「遙かなる時空の中で3」の舞台。大阪公演初日・中日・千秋楽と合計3回観てきました(ご用意されまくったので/2回目)
以下、さくっと簡単箇条書き感想。ちなみに私、ゲームはフルコンプしてません(Vita移植版攻略中)が、あれこれ聞こえる情報からなんとなく話の展開等は知ってるという状態です。
・直前に観たのが魔界転生だったので舞台セットや衣装に予算の差をとても感じはしたものの、舞台として面白いと感じるかどうかは別問題なんだなーとしみじみ。私の感じ方として舞台観たな!という満足感を得られたのは、正直言ってこちらのほうだった。
・原作は未クリア&伝え聞いてるだけでも膨大な分岐が売りのひとつになってるゲームなので、それを3時間弱でまとめられるのかなーと心配していたんですが、脚本の場面選択がうまくて無理なくまとまってて、ゲームと違う展開が来ても「ここでその選択が出たらそういうルートが存在したかも」とちゃんと思わせる流れになってた。
・キャストの皆様、ビジュアルは文句なし。時間と脚本の都合であまりスポットの当たらなかった人がいるのはまあ仕方がないですが、続編があったらそのあたりフォローがほしいところ。
・殺陣に関しては、さすがに直前に観ていたものが悪かった……という感じで。それでも、知盛とヒノエ、朔は動きが良いなーと思いました。他のキャストの方も、それぞれ「らしい」と感じる動きがあって良かったです。
・シナリオとしては、1幕終盤に絶望の底に落とされて、2幕からはじまる神子様無双、実に良きもの。
・主人公の望美ちゃんは、最強ヒロインとしてよく例に出される娘で、実際それにふさわしい能力とメンタルの持ち主ではあるんだけど、今回の舞台だと彼女の強さの裏にある脆さというか危うさというかも伝わってきて、しんどかった。それだけに、九郎さんが彼女の心を汲んでくれたのは救いでした。
・舞台の神子の戦いは2周目ノーマルエンド(九郎寄り?)で終わったものの、きっとこのあと鎌倉とのあれこれとかでさらなるループを重ねていくことになるんだろうな……と思わず遠い目。
・ところで、この舞台の流れだと将臣くんとの南国ルートはどうすれば辿り着けますか。
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