『天涯のパシュルーナ 4』[前田栄/新書館ウィングス文庫]

 独自の信仰と文化を持つ山間の小国で、生後間もなく行方不明となった第一王子に仕立て上げられた少年(本人やる気なし)と周囲の人々が繰り広げる王道ファンタジー、第4巻。

 3巻後半から続くジェットコースター展開は今回も健在。しかも、気がついたらトゥラルクだけじゃなくて周り……どころか国ごと大騒動に巻き込まれてるのがなんともかんとも。
 お話的には国王殺しの嫌疑を晴らすために「神の裁定」というとんでもない試練を課せられたり、国の守り神とされるパシュルーナと対面してみたり、いよいよ動き出した第二王妃がさらなる大騒動を運んできたりと、急展開に次ぐ急展開。最後は、わりとふてぶてしいアーミルすら怯える帝国の将軍が登場――えっと、もしかしてこの人、(自主規制)だったりするんでしょうか。……だったら、いろんな意味で面白そうだな(←をい) あと、鳥かわいいよ鳥。
 で、肝心の主人公。望んでもいないのに王様になるしかないような状況に追い込まれていくトゥラルクは、本当にお気の毒というか。ここに至って、とにかくこの騒動を収めないことには逃げ出して寝ざめの悪い結果になりそうだと妥協しましたが。作中でも似たようなことを言われていましたが、多分、このまま逃げられなくなるんだろうなぁ。まぁ、諦めて頑張れ(適当)

 それにしても、一体この話はどう着陸することやら。とにかく、最終巻を楽しみに待ちたいと思います。

作品名 : 天涯のパシュルーナ 4
    【 amaozn , honto
著者名 : 前田栄
出版社 : 新書館ウィングス文庫(新書館)
ISBN  : 978-4-403-54162-9
発行日 : 2010/12/9

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