『白と黒のバイレ 踊れ、終演のカンテと共に』[瑞山いつき/角川ビーンズ文庫]

 魔王にかけられた若返りの呪いを解く術を求めて旅立った姫君の物語、第3巻にして完結巻。

 2巻もたいがい急展開だと思いましたが、今回もアクセル全開で駆け抜けて言ったような印象でした。いや、語るべきところはちゃんと語られているんですけど。2巻読んでどう決着付けるのかと思ってた妹姫との関係の決着とか、もうちょっとじっくり書かれても良かったんじゃないかと思うんだ。(単に好みの問題です)
 あと、魔王ルートは夢と消えましたが、エピローグの描写がそれなりに幸せそうだからまぁこれでもいいかと思った私がいる……でも、彼が抱える根本的な問題は全く解決してないような気がしなくもない。たしかに、当面は孤独から解放されそうなのが救いではあるけどさー。

 ともあれ、この巻を持って本編は幕となりましたが、来月短編集が発売されるとのことで。どんな話が収録されているのか、楽しみです。

作品名 : 白と黒のバイレ 踊れ、終演のカンテと共に
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著者名 : 瑞山いつき
出版社 : 角川ビーンズ文庫(角川書店)
ISBN  : 978-4-04-449719-4
発行日 : 2010/7/31

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