『火鳳燎原(台湾版) 33~34』[陳某/東立出版集團有限公司]

火鳳燎原台湾版33~34巻。33巻は江東情勢、34巻は英雄論から曹操vs袁紹の緒戦開始、というところかな。ところで、呂布の退場をきっかけに、微妙に話のスピードが上がったような気がするのは錯覚なんだろうか。

33巻は、孫権がついに表舞台に登場するのですが……名前が出た瞬間、「お前かーっ!」と思わずツッコミました。いや、言われてみれば名前不明だったんだけど、まさかそういう風につながるとは思ってなかったので驚いたというか。しかし、ここでこういう繋がりを持たせるとなると、赤壁にしろそのあとにしろ、どういう風に描かれることになるのか、(わりと容赦なさそうな性格含めて)俄然楽しみになってきました。あとは、于吉の設定がなかなか面白いなぁと思ったり。

34巻は長兄が格好良すぎだったりとか久しぶりに趙雲大暴れとか文若さんっ!?とか見どころは多々あったけど、一番興奮したのは黒頁だったりする。……文字だけでテンション最高にまでなるのはどうなんだと思ったけど、格好良かったものは仕方がない。……この場面が登場するまであと何年かかるか分からない&そもそも邦訳版だとイメージ変わりそうなので、とりあえず文だけそのまま引用してみる。(画バレはなしですが、どれが誰のことを言っているのか、多分三国志それなりに知ってる人なら分かると思う)
「重情重義,若干年後,長坂英雄震天下。」
「堅守陣地,若干年後,合肥戦神超呂布。」
「他總是留在最後。在仲達的年代,他已無出其右了。」
……これらの場面が実際に描かれるのにはまだまだ時間がかかると百も承知ですが(なにせようやく袁紹戦がはじまったばかりだし)の先どういう具合にこれらの場面を描いてくれるのかと想像するだけで顔がニヤけてくるのです。

さて、次巻予告はどうなっているのかというと……ああ、そういえばこの人もまだいたんだよね忘れてたけど(←酷) 彼については一体どういう具合に幕を引くのかなーと適当に楽しみにしつつ。それよりもやはり、早く曹操vs袁紹が本格的に始まってほしいなーと思います(←やっぱり酷)

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