火鳳燎原台湾版30巻。まだまだ下?の戦いが続きます。
読後の第一声は、「……あれ、まだ呂布が退場してない」でした(酷) いや、29巻の予告では、この巻で退場するような文句が躍っていたので、てっきりそうなるんだと思い込んでいたのですが。
それ以外では、少なくともこの戦いに関しては曹操陣営が完璧に悪役だなぁと。冒頭の小東西や高順の奮戦の場面で、つくづくと実感。つーか、小東西絡みは……酷いよえぐいよ、あんな健気な子をー。乱戦ともなればああいうことも仕方がないかもしれませんが、でもやっぱりさぁ……(涙)
そんなこんなで、すっかり悪役な曹操陣営と逆に、呂布陣営は完全に主役状態(……あれ、そういやこの巻って、本来の主役二人の出番がなかったような) 名場面も多いし、揃いも揃ってみんな格好良すぎ。しかし、もはやとことんまで追い詰められていることには違いないわけで……彼らが格好良ければ格好良いほど、切なさも倍増。
さて、今のペースだとなんだかんだで呂布の退場まであと2~3巻は余裕でかかりそうな気がしますが(笑……っていいのか?)、次巻ではどこまで話が進むのか。31巻が楽しみです。