1920年代アメリカ風異世界を舞台に人間と「神話的人類」(人外種族)たちの繰り広げる物語、第2巻。
うーむ、1巻の時点ではまだ普通に面白いと思っていたのですが、今回収録の話はどれも好みに合わなかったというか。どうにも雰囲気が重かったり後味の悪さが残る話だったりで始終イライラさせられた感じ。部分部分ではそれなりにいいなと思う場面もなくはなかったし、たまたま収録された話が好みじゃなかったというだけかもしれませんけど。読んでて「楽しい」とも「先が気になる」とも思えなかったのは致命的だよなーと思ったり。
まぁでも、あと1冊で完結らしいし、シリーズとしてどういう結末を用意しているのかは気になるので、一応最後までは付き合ってみるつもり。
作品名 : モンスターズ・イン・パラダイス 2
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著者名 : 縞田理理
出版社 : 新書館ウィングス文庫(新書館)
ISBN : 978-4-403-54116-2
発行日 : 2007/5/1