コミック三国志マガジンvol.13&『火鳳燎原』24~25巻(台湾版)。

創刊以来毎号文句を言いつつちゃんと購入してる私っていい読者だよなーと思う今日この頃。
それはさておき、発売日から2日遅れでようやく発見&購入。以下、簡単に感想。

【黄河の一滴(志水アキ)】
今回は簡雍。どこが夢でどこが現か定かではないだけに、ラストもどういうことなのかあれこれ想像を巡らすことが出来て面白い。それにしても、「あの続き」を知っているとわずかながら寂寥感を抱いてしまいますね……。

【火鳳燎原(陳某)】
今回も省略なし。こうなると、何故よりによって「趙雲」の名が初めて舞台に出てくる重要場面を削ったのか理解できません。
愚痴はさておき、今回から6巻に突入(ちなみに、6巻はまるまる虎牢関の戦いになってます) 今回収録部分では周りから全く評価されていない桃園三兄弟、しかしこの後基本的に蜀陣営が好きじゃない私でも思わず惚れそうになるぐらいの素晴らしい活躍が待っているので、ファンの方はお楽しみに(どこへともなく宣伝) あと見所は曹操陣営&「二奇」荀彧の初登場ですかねー。このあたりから史実武将が増えてきて本格的に面白くなるんですが……隔月だとテンポ遅いし、既に脱落してる人も多そうだorz

【守護神(佐々木泉)】
各号掲載の魯粛シリーズ第7話。いよいよ赤壁突入!と思っていたら、その前段階の溜めの回でした。ちょっとした描写の上手さや話の面白さなどはもはや超安定の鉄壁レベル。次号の展開に期待。

印象に残ったのはこの3作品ぐらい。あと、『うまなみ三国志』や『STOP!劉備君』は感想書いてませんが、いつもそれなりに楽しんで読んでます。

ついでに、台湾で買ってきた『火鳳燎原』24~25(陳某/東立出版集團有限公司)。24巻は前巻から引き続いて曹操軍VS張繍軍(いろいろ変更されてる部分はあるけど、内容的には宛城の戦いに相当)、そして24巻終盤から25巻は司馬家が大打撃を受ける展開。いや、正直ここまで司馬家が窮地に陥ることはなかろうと思ってたので、最初に読んだ時は司馬懿の取り乱しようも「……えーと、これは演技?」とか思ってしまった。ごめんよ(一応)主人公、いくらなんでも(少なくともこの時点では)そこまで人非人じゃないよね……。あと、名前が違うしオリキャラなのか、でもなんかあの人っぽいんだよなぁ……と初登場時から悩んでいた山小姐。彼女に関してはこういう方向から来るか、という感じでした。
とにもかくにも、司馬懿と燎原火にとっての決定的な転換点となっただろう今回以降の展開が非常に楽しみなところ。

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