三侠五義をベースにした少女マンガ、13巻目。
個人的に最初から微妙だった陛下の株がどん底を通り越してマイナスにまで落ち込んだエピソードが収録。
いやぁ、本誌掲載時には立ち読みということを忘れて床に叩き付けそうになったものですが、改めて読み直すとやっぱりムカつきますねぇ(目が笑ってない)
しかも、ようやく登場した曹妃が普通にいい人なだけに余計にあの駄目男ぶりにムカつくことムカつくこと。
つーか、「今まで与えられた女性しか云々」とかふざけたこと抜かすな。いろいろ行き違いがあって結局上手くはいかなかったにせよ、郭皇后は最初あんたが惚れた女だったろうと。
そんなこんなで陛下にはムカつくことしきりでしたが、本筋の方も大きく動き出しててそちらは普通に面白い。流れ的にもそろそろまとめに入ってる感じですが、結末とかはオリジナルにするのかな。ちょっと楽しみ。
…………あとは、さっさと月華立后を阻止してください。
作品名 : 北宋風雲伝 13 【bk1】
著者名 : 滝口琳々
出版社 : 秋田書店(プリンセスコミックス)
ISBN : 4-253-19388-9
発行年月 : 2006.11