毎月恒例、購入ほぼ確定組の自分用備忘録。
“2009年2月の購入予定。” の続きを読む
0901購入メモ(その1)。
『ネクロポリス(上)』[恩田陸/朝日文庫]【amazon ・ boople ・ bk1】
『ネクロポリス(下)』[恩田陸/朝日文庫]【amazon ・ boople ・ bk1】
『78』[吉田篤弘/小学館文庫]【amazon ・ boople ・ bk1】
『ジェネラル・ルージュの凱旋(上)』[海堂尊/宝島社文庫]【amazon ・ boople ・ bk1】
『ジェネラル・ルージュの凱旋(下)』[海堂尊/宝島社文庫]【amazon ・ boople ・ bk1】
『鹿鼎記2 天地会の風雲児』[金庸/徳間文庫]【amazon ・ boople ・ bk1】
『禁書売り 緒方洪庵・浪華の事件帳』[築山桂/双葉文庫]【amazon ・ boople ・ bk1】
『バッカーノ! 1931 臨時急行編 Another Junk Railroad』[成田良悟/電撃文庫]【amazon ・ boople ・ bk1】
『静野さんとこの蒼緋』[水鏡希人/電撃文庫]【amazon ・ boople ・ bk1】
少女小説人気アンケート調査2009。
今年も幻燈博物館様で「第四回(2009年)少女小説人気アンケート調査」が実施されているとのことで、忘れないうちに投票。投票したのは以下の5つ。
・『アンゲルゼ 永遠の君に誓う』[須賀しのぶ/集英社コバルト文庫]
・『オペラ・アウローラ 君が見る暁の火』[栗原ちひろ/角川ビーンズ文庫]
・『封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ4』[霜島ケイ/小学館ルルル文庫]
・『身代わり伯爵の潜入』[清家未森/角川ビーンズ文庫]
・『死が二人を分かつまで 4』[前田栄/新書館ウィングス文庫]
……基本的に2008年お気に入りと同じなので、新鮮味が何もないですね。しかもよく見たら、去年も同じ作家&ほぼ同じシリーズ(須賀さんのみ新シリーズに投票)に投票しているという……。
『マギの魔法使い 若獅子は片恋中!』[瑞山いつき/角川ビーンズ文庫]
それぞれの事情から、世界を統べる「ウィザード」のいる都・マギを目指して旅をする白魔女見習いの少女エメラルドと仲間たちの物語、第5巻。
サブタイトルからしてラグナが不憫な感じでしたが、実際に読むとやっぱり不憫というかなんというかでした。その他はといえば、ウィザードに関するあれこれや反ウィザード組織「真実の星」についてのあれこれが明らかになったりと、最終巻に向けて最後の準備の巻だったかなぁと。大きくはなくとも着実に話が動いていきました(しかし、最後に一つ爆弾あり) 各人の想いが錯綜する中、ハルベルト絡みの展開は一安心というところでしたが、あのラストから若者四人はどういう具合に着地するのか、気になるところ。
登場人物絡みでは、ウォレスとエメラルドの関係がさらに進展。ウォレスも随分「人間」らしくなりましたが、これがこの先どう響いてくるのやら。ラグナはいろいろ板挟みで可哀そうなことになってましたが……良い人ではあるんだけどなぁ、彼も。個人では。ただ、背負ってるものがありますからねぇ……。その他の登場人物では、とりあえずカルロスとミスラの夫婦が楽しかった。あと、ラド。この人こんなに面白いキャラだったっけ?と思いつつ、なんか後半は彼が出てくると妙に安心するというか気が抜けてしまうようになってました(笑)
さて、どうやら次で最終巻のようですが、はたしてどんな結末が用意されているのか。発売を楽しみに待とうと思います。
『悪魔のソネット 男子校で秘密の召喚』[栗原ちひろ/角川ビーンズ文庫]
逆ハーラブコメ+退魔バトルファンタジー、「悪魔のソネット」第2巻。今回は超美形の魔王レクスの部下・エルデンがメインで、悪魔退治研修(byあとがき)な話。
1巻目読んだ時に感じた、王道な少女小説的ファンタジーという印象はあまり変わりませんでしたが、じわじわと面白くなってきたような。なんだろう、基本設定の説明がいちおう終わって、登場人物たちそれぞれの関係がちょっと掘り下げられたり設定部分のあれこれが少しずつ表面化しつつあるのが良かったのかな。魔界の事情など悪魔絡みの部分のほうが興味深かったし。……学園部分は、正直まだ存在意義が感じられないというか……(ごにょごにょ)
えーと、恋愛部分に関しては、逆ハーとかいいつつあんまり逆ハーじゃないので(だって相手は実質固定だし、他は基本的に友愛レベルでしょ。これ。)、そちらを期待すると微妙かも。私は逆ハー苦手なのでこれぐらいでちょうど良かったですが。メインカップルであるジャスティンとレクスの(種族の違いも絡んだ)無自覚な関係というか距離は、糖度もそれなりにあっておいしかったです。
まぁとにかく。オペラシリーズの濃さは(現在のところ)ありませんが、深く突き詰めるといくらでもエグくできそうな設定ながら気軽に楽しめるというのも悪くないし、このシリーズはカラッと明るいこのノリがあってるのかもなーと思ったり思わなかったり。
さて、レクス→エルデンときたからには、次巻ではレクスのもう一人の部下・ルーナエにスポットが当たるのかな。あとがきによれば、ジャスティンの父親の謎も絡んで王都に出向いたりもするようですし。一体どんな展開になっていくのか、ちょっと楽しみになってきました。