『海民と日本社会』[網野善彦/新人物文庫]【amazon ・ boople ・ bk1】
『烏金』[西條奈加/光文社文庫]【amazon ・ boople ・ bk1】
『再びのぶたぶた』[矢崎存美/光文社文庫]【amazon ・ boople ・ bk1】
『星新一時代小説集 人の巻』[星新一/ポプラ文庫]【amazon ・ boople ・ bk1】
『ネル』[遠藤徹/早川書房・想像力の文学]【amazon ・ boople ・ bk1】
『天地明察』[冲方丁/角川書店]【amazon ・ boople ・ bk1】
『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』[ウェンディ・ムーア/河出書房新社]【amazon ・ boople ・ bk1】
『白と黒のバイレ 白き、時の流れにのせて』[瑞山いつき/角川ビーンズ文庫]
瑞山いつきさんの新シリーズ。魔王にかけられた若返りの呪いを解く術を求めて旅立った姫君と護衛の騎士、忠誠心の篤い侍女の繰り広げる物語。
読後の第一感想が「……この先魔王ルートはありですか?」だった私は何かが間違っているような気がしなくもない。いや、ブランカ(姫君)とセロ(護衛の騎士)の自分たちの身分を弁えているが故の切ない想いとかも大変良かったのですが、それを上回る勢いで魔王がキャラ的に気にいってしまって。
えーと、まぁそれはさておき。お話としては前述したとおりに身分差恋愛要素が盛り込まれ、マギよりも糖度高めでスタート。主人公のブランカは、聡明で気丈で、自分の立場を忘れていないあたりが好印象でした。そんな彼女の幼馴染で、護衛でもあるセロは基本的に不遜なキャラではありますが、時折ブランカへの想いが隠しきれずに滲みでたりするところにとてもニヤニヤ。あと、姫様大事でセロを目の敵にしているリリアナも良い味出してます。そして、最初は普通の敵役かと思われた魔王が実に意外な性格だった。孤独の中で、伴侶を求める彼の想いも切ない……基本、ごーいんぐまいうぇいというかわがままというか子供っぽいというかだけど。
ラストは思いっきり「次巻へ続く」。ブランカの解呪は叶うのか、恋愛模様はどうなるのか、そして予想以上に黒かった某人の今後の暗躍等、続きがなかなかに楽しみなシリーズになりそうです。
修学院離宮を参観してきた。
先日キャンセル枠ができていたのを発見して、まぁ駄目でもともとだしーと申し込んでみたのが当たったので、行ってきました。
さすがに紅葉は見ごろも過ぎてほぼ落葉しておりましたが、庭を見て回るだけでも楽しいから別に良い(適当)
修学院離宮は京都市左京区の比叡山麓にある宮内庁所管の離宮。上・中・下の3つの庭園から構成される離宮は、その面積が54万平方メートルに及ぶ広大なもの。借景の手法を取り入れた庭園は壮観の一言。どこからともなく聞こえてくるせせらぎの音や鳥の鳴き声が、また実に良い雰囲気です。
以下、撮ってきた写真の一部。これ以外の写真は例によってHatenaFotolifeにUPしてますので、興味のある方はどうぞー。
もう一週間早かったら、紅葉もまだ間に合ったかなーと思いつつ、この時期は競争率激高なのでそれこそ申し込み開始日に直接申し込みに行くぐらいの勢いじゃないとなかなか当たらんわな……。
2010年1月の購入予定。
毎月恒例、購入ほぼ確定組の自分用備忘録。
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読書メーター・0911データまとめ。
読書メーター記録の「11月に読んだ本」まとめー。
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