台湾に行こう・その1。

この前行ったばかりだろと言うツッコミがどこからともなく聞こえてくる気がしますが気にしない。
(……いや、確か打ち合わせした段階では国内国外もっと候補地挙がってたはずなんですが、どういうノリで台湾に決まったのかが思い出せない……)
今更ながら、無駄に長いような気がするので隠します。大して面白みも無いだらだら旅行記ですが、興味のある方はどうぞ。
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留守にします。

友人と旅行に行くので、しばし留守にします。
何事もなければ土曜の晩に帰ってきますが、帰宅まで更新その他は停止いたしますことあらかじめご了承ください。
では、行ってきまーす。

『黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで』[細音啓/富士見ファンタジア文庫]

 今月デビューの富士見ファンタジアの新人さん。買おうかどうしようか迷ってたのですが、既に購入した人の評判やらはまぁそう悪くなさそうだし、というわけで購入。

 呼び出したいものと同じ色(現在発見されている限りでは赤・青・黄・緑・白の5色)の触媒を介して、そのものを招き寄せる「名詠式」。その技術を学ぶ学校で出会った少年少女たちの成長物語、というところでしょうか。見かけた感想では「綺麗」という形容が多かった気がするのですが、確かにその通りといった作品でした。表の主役であるクルーエルとネイトが互いに影響されてそれぞれ成長していくのは王道ながらも清々しく「青春っていいねー」という感じでしたし、裏主役といっても過言ではないだろう親世代の二人は、学生時代の約束から始まった交流と終幕での別れが切なくて良い感じでした。

 まぁ、新人さんらしく物足りない部分や首を捻る部分も多々ありましたが、それを差し引いても最初から最後まで綺麗にまとまった話でした。次回作にも期待。

作品名 : 黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで
    【 amazon , BOOKWALKER
著者名 : 細音啓
出版社 : 富士見ファンタジア文庫(富士見書房)
ISBN  : 978-4-8291-1880-1
発行日 : 2007/1