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deltazulu様が忍法帖を読んでらっしゃらなかった事実に愕然とした今日この頃。
え、それじゃあまさか、他の山田風太郎作品も読んでらっしゃらない？
いや、読んでみて趣味に合わなかったというなら仕方がありませんが、もし全くの未読というのならそれは日本に生まれた趣味読書な人間にとって大いなる損失ですよ！(力説)
というわけで、私も甲賀と魔界は是非にとオススメしてみる。忍法帖ならあと、八犬伝と風来も良いですよ(余談ながら、この2作品レベルで自己評価Bというのは厳しすぎるのではないかと思う)
ちなみにどうでもいい話ですが、私は忍法帖より明治物のほうが好きです(本当にどうでもいい)
毎月恒例、現時点でほぼ購入が確定している本の自分用備忘録。
“11月の新刊購入予定。” の続きを読む
悪人・善人・悪党・官憲・奇人・変人・人外などなど、一癖も二癖もある連中が入り乱れて繰り広げる馬鹿騒ぎを描いた「バッカーノ！」第9弾。今回は実質的に2000年代編のスタートともなる話らしいです。
2000年代ということで、不死者の面々以外はほぼ初登場という恐ろしい事態になってますが、あんまりそういう気がしなかったのは1930年代の登場人物たちの子孫の割合が高かったからか。とりあえず、曾孫の口から語られる赤毛の某氏の近況には笑いつつも、「ああ、らしいなぁ……」としみじみ思いました。他、初登場組ではイルネスが、過去の境遇が彼を思わせるだけに、どうしても気になりました。B Sideで接触があっったりするのかな。あと、70年も付き合ってなお初々しい(むしろ初々しすぎる)フィーロ＆エニスや、2001を経てちょっと成長(？)したチェスの姿にニヤニヤ。
しかし、メインストーリィ部分ではまだまだ事件は始まったばかりという印象。鈍行みたいに一区切りつくまで進めるのかと思ってたのですが……これ、2冊で終わるんだろうか(禁句)
ともあれ、来月のB Sideではどんな展開が待ち受けているのかがまず気になるところ。あっちには笑顔中毒の人たちが乗ってるらしいから、その活躍(？)にも期待してます。
もはや恒例になった宝島社の「このラノ」、うっかり投票忘れてた。
……まぁ、この数日は体調不良で半分死んでたから仕方がないか。つーか、こういう企画って告知出てすぐ済ませるぐらいの勢いじゃないとすぐ忘れるな私……
ところで毎年疑問に思うんだけど、何で作品リストにホワイトハートとかウィングスとか、今年だったらB’s-Log文庫といった少女系レーベルが載ってないんだろう。