0807購入メモ(その1)。

『RDG レッドデータガール はじめてのお使い』[荻原規子/カドカワ銀のさじシリーズ]【amazonbooplebk1
『蒼路の旅人』[上橋菜穂子/偕成社ポッシュ軽装版]【amazonbooplebk1
『雪山飛狐』[金庸/徳間文庫]【amazonbooplebk1
『イスラーム世界研究マニュアル』[小杉泰 他編/名古屋大学出版会]【amazonbooplebk1
『百鬼夜行抄10』[今市子/ソノラマコミック文庫]【amazonbooplebk1

『プリンセスハーツ ~乙女の涙は最強の武器!の巻~』[高殿円/小学館ルルル文庫]

 大国パルメニアを征服するという目的のため手を組んだ仮面夫婦と主従の関係と戦いを描くシリーズ第3巻。前巻から続いた「愛妾事件」解決編。

 内容的には、姿の見えない敵に機密情報が渡ってしまいさらに幾重にも仕掛けられた罠に追い詰められ、しかし相手の策略を逆手にとって仮面大公夫婦+主従(もう「仮面」の形容詞はとってもいいんじゃないかと思う)が反撃していくという展開で、緊迫感のある謀略戦がなかなかに面白かったです。まぁいろいろと新たな謎や問題も増えたので、全部すっきり問題解決ーとはなりませんでしたが、まぁとりあえず一難去ってほっと一息、というところでしょうか。あととりあえず、アジェンセン内部崩壊の危機を、ジルからの助言だけでなく自身の才覚をもって乗り切ったルシードに対して私的評価上昇。
 恋愛方面的には、一気に進展とはいかなくても、お互いを掛け替えのない相手と(無意識にでも)認識している様子にニヤニヤした。ルシードのほうはこれはある程度意識したっぽい?という感じですが、ジルのほうが自身の色恋沙汰に鈍かったというのはある意味お約束なのか……。つーか、あそこで管理はないでしょういくらなんでも(苦笑)

 そして、エピローグで本物のメリルローズ登場。なんとなく予想はしてたけど、やっぱりそっちの血が発現しちゃった人だったか……。最後の発言が実行に移されたら、絆を深めつつあるルシードとジルの関係にまた波乱が起きるだろうなー。それも含めて謎が山積み状態で、続きは素直に気になるところです。

作品名 : プリンセスハーツ ~乙女の涙は最強の武器!の巻~
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著者名 : 高殿円
出版社 : 小学館ルルル文庫(小学館)
ISBN  : 978-4-09-452072-9
発行日 : 2008/7

スレイヤーズREVOLUTION 第1話。

スレイヤーズTRYから11年になるんだ……と若干しみじみしつつ、とりあえず録画視聴。
第1話はご新規さん向けにさらっとキャラ紹介編で、スレイヤーズアニメ版恒例の内容って感じでした。(最後のお約束がオリキャラに持っていかれたけど)
全体的な感想は、「いやぁ、変わってないなぁこのノリ」の一言。うん、とりあえず懐かしかったです。
今回のアニメは第二部ベースということで、その内容に絡んでワイザーのおっちゃんが登場。声優が大塚明夫さんで、ああ、その声ならたしかにご近所の奥様方にも人気だわ、と妙に納得。あの迷捜査は次回以降連発してくれると期待してます。
で、このままルヴィナガルド絡みで4~5話程度は使うだろうとして、その先どういう風に展開していくのか気になるところです。大きいところでは、もし原作通りにルーク&ミリーナのコンビが登場しても、このままアメリアがいるなら原作通りの展開にはならないだろうから、そのあたりどう改変していくのかとか。