「テスタメントシュピーゲル」kindle連載3~4回目の感想です。気をつけてはいますが、ネタバレ注意。
・4回目まででテスタメント1巻の1/3相当ぐらい? 枢機卿と例の船が爆破テロによって葬られ、小隊のメンバーが別々に捜査にとりかかったところ。
・連載1回目で一番危なっかしかったはずの乙が、日向と3回目で受け取ったモリサンの刀効果か、今では一番安定している件。
・鳳はフロー状態の進行がかなりシャレにならないレベルになっているものの、4回目で少し安定した、か。でも、行き着くところに行き着くのが分かっているだけに、毎回心臓に悪い。
・彼女の私室の描写は、正直ぞっとした。相当昔から進行してたってことなのかまさか……。
・でも、IDの件はわりとまっとうな理由あってのことで安心した。捜査中に垣間見えるレイバース捜査官の影響に和む。
・で、ある意味危ないながらも安定してたというかなんというかな雛に爆弾投下とか。冲方さんは鬼か。鬼ですね知ってた。
・危うい方向に行きそうな雛だけど、この先涼月との遭遇があるのがわかってるし。あのときの涼月の言葉は、本人にその意図はなかったとしても雛が一番言ってほしいことだったはずで……それがきっと良いように作用するんだと信じておく。
・あと、もう水無月・雛はペアでいいんじゃないかな。かな!
・思いがけず早く顔合わせとなった後方支援の少年組。この時点でもうかなりあれこれ動いてたんだね、吹雪……(涙)
・ところで、吹雪の「工夫」に絶句する冬真と水無月に笑った。まあ、気持ちはわからなくもない。吹雪は涼月のためならどこまでも危ない橋渡るからなあ。
・ヘルガ長官のところに各国捜査関係者が次々と電話をかけてくるシーンは、珍しく翻弄される長官の姿が楽しかった。
・イザベラとグレーテルは1でどういう人かわかってるから信用していいと思えるのが強い(まあ、それも最後に引っ掛けがある可能性は0じゃないけど)
・そういう意味では、ピエールはこれから乙たちと行動がかぶってきそうだし楽しみ。ブラックストーンは鳳と絡む場面がありそう? それとも、別ルート?
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