古都・甘味処巡り覚書(その十五)。

秋なので栗のお菓子を食べよう企画。私用で出かけたついでに、烏丸姉小路を東に入ったところにある「亀末廣」(新風館北側というほうが分かりやすいか?)で栗きんとんを買いました。
ちなみにこちらのお店は1804年創業、のれん分けしたお店は数多くという老舗中の老舗です。

「亀末廣」栗きんとん 「亀末廣」栗きんとん・断面

栗あんのそぼろがものすごく、栗!という味がする。いや、他のお店の栗のお菓子ももちろん栗の風味はあるんですが。なんというか、栗あんになると若干は後ろに下がる栗の味がもう一歩ほど前に出てきているというか、そんな感じ。
内側のこしあんは栗あんの邪魔はせず、さりとて全く主張してこないわけでもない。両者が自然に溶け合っているようなきんとんになっています。
まぁ、こちらのお菓子は個人的な好みから言えばやや甘みが強いような気もするのですが、それでもやはり美味しいものは美味しいなぁと、のんびり舌鼓を打ちました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください