本格的に敵首魁も参戦してくる会津編に突入の第7巻。
この期に及んで油断しまくりでさらに一人人数を減らした七本槍はまぁいいとして(酷) 魔人・銅伯と天海僧正の因縁が明らかになったりお沙和さんの健闘があったり見所はいろいろあるはずなんですが……それらを上回る印象を残してくれるのはやっぱりおゆらのある意味天衣無縫な振る舞いかと。
初登場時はちょっとかわいすぎるように思ったりもしましたが、妖艶さとあどけなさを併せ持つなんとも絶妙な魅力を持つ女性となっていますな。終盤のあれとかこれとかの時の表情が今から楽しみ。
作品名 : Y十M -柳生忍法帖- 7 【amazon ・ boople ・ bk1】
著者名 : 山田風太郎(原作)・せがわまさき
出版社 : 講談社(ヤングマガジンKCスペシャル)
ISBN : 978-4-06-361562-3
発行年月 : 2007.5