『Cendrillion palikA』プレイ感想メモ。

携帯ゲーム機が今後一択になりそう&それに伴ってネオロマや無双等よく購入してるコーエーも機種移行を進めていきそうなことと、通販サイトのポイントが結構溜まってたので購入したNintendoSwitch。今のところインディーズゲーム中心に遊んでるいるんですが、乙女ゲーム系ではオトメイトが完全新作を出していたので、購入してみました。

システム的には、オトメイトのゲームにしてはわりと快適なほう? ちょっと時間はかかるけど選択肢までスキップもあるのでストレスは比較的少なめ。エンドリストがないのは人によってはマイナス点かも。あ、あとキャラの名前はあえて漢字ver用意せずカタカナだけで良かったんじゃね?と思いました。正直、わかりにくいというかなんというかだし。
ストーリーは、ガラスの呪いがかけられた街・透京に暮らす少女が、ある日出会った自称「魔法使い」に彼女だけがこの呪いを解くことができると告げられ、解呪のため協力者と行動をともにする――というのがおおまかなあらすじ。キャラ紹介が共通2章までで、その後は協力者候補から1人を選んで個別ルートに突入します。だいたい主人公によるカウンセリング恋愛になりますが、互いに惹かれていく過程がわりと丁寧で納得できるし、呪いを解く方法もキャラごとに違うから金太郎飴展開はなし。展開や設定等はふんわりしている部分も多々ありましたが、それがおとぎ話や寓話めいた雰囲気を演出しているようにも思えました(好意的解釈)

以下、キャラ別感想。できるだけネタバレしないようにはしてますが、一部触れてるところはあります。
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作品名 : Cendrillion palikA( 公式サイト
    【 amazon
メーカー : オトメイト/アイディアファクトリー
プラットフォーム : Nintendo Switch
リリース日 : 2018/10/25

『神様は毛玉 ~オタクな霊能者様に無理矢理雇用されました。~』[栢野すばる/二見サラ文庫]

主にTL、BL方面で活動されている作者さんの、らぶなし一般対象作品。新レーベルの創刊ラインナップの1冊だったようです。最近たまたま読んだ作者さんのTL作品の描写が丁寧で楽しめたので、他の作品も読んでみようと購入しました。

轢き逃げされたサラリーマン・啓介が偶然近くにいた神様・しろに助けられたはいいものの、魂レベルで神様と結びついてしまったがために、神様を相棒に邪気払いを生業としていた霊能者・忍の助手をすることになって――という感じのライトホラー集。
収録されているお話は全部で3編、どれも人間の悪意が具現化したもので冷静に考えるとなかなか怖い。とはいえ、メインの2人と1柱(というか1匹)が方向性こそ微妙に異なるもののそれぞれ「いい人」なのが影響してか、全体的な雰囲気が柔らかくてわりとゆるーい感じで深刻になりすぎずに読めるのが良かった。あと、諸々あってもふもふの毛玉になってるしろがかわいい。かわいいは正義。

三者の関係が安定&ちょっと進展したところで幕が下りているから1冊完結でおかしくないけれど、続編があったら読んでみたいかも。

どうでもいいけど、ソシャゲ廃課金勢の忍にはちょっと遠い目になりますね……。

作品名 : 神様は毛玉 ~オタクな霊能者様に無理矢理雇用されました。~
    【 amazon , BOOKWALKER , honto
著者名 : 栢野すばる
出版社 : 二見サラ文庫(二見書房)
ISBN  : 978-4-576-18105-9
発行日 : 2018/7/11

「封神演義」と「FGO」舞台を配信他で鑑賞した話。

今日は宝塚雪組「ファントム」東京千秋楽の日でした。ライブビューイングがご用意されなかった私はしょんぼりお留守番だったので、こうなったら明後日発売される円盤は速攻で確保したいと思っています。
で。「ファントム」生じゃなくてももう一回観たかったなああああと観劇後の簡易感想を書いてるノート(アナログ)を見返した流れで、1月に配信&ライブビューイングで観た2.5次元舞台の感想を簡単に。
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宝塚月組「Anna Karenina(アンナ・カレーニナ)」を観た話。

いつも観劇にいくと目で追ってしまう月城かなとさん(私はどうも彼女のお顔が好きらしい)と、友人がひいきにしている海乃美月さんが出演されるということで観たいなーと思ったものの、バウホール(小劇場)公演なんてご用意されるわけはなくチケット戦争に破れてしょんぼりしていたら、まさかの千秋楽ライブビューイング実施。これは観に行くしかないと、なんとか都合をつけて映画館に足を運んだのがもう一週間前の話。いまさらながら、さらっと感想。
なお、宝塚では過去2回同演目が上演されているそうですが、そちらは観たことがありません。
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『天冥の標X 青葉よ、豊かなれ PART2』[小川一水/ハヤカワ文庫JA]

大河SFシリーズ、三ヶ月連続刊行予定で進行中の最終章、2冊目。

物語としては、銀河を席巻するミスチフ=オムニフロラが無敵の存在ではないこと――その弱点と対抗策が示され、それを武器にカルミアンたちの母星カンムに集結する銀河諸族との交渉を行ったり、ドロテア攻略やミヒルとの決着等、MSSに集った人々がひとつの区切りに向かって粛々と、確実に進んでいるな、という展開。長いシリーズで張り巡らされた怒涛の伏線回収が始まった以上ある程度は仕方がないと思うけど、ものすごい勢いで流れていく部分も少なくないのがちょっと残念。とはいえ、イサリとミヒルの最期のやり取りや長い付き合いだった彼女との別れ等要所はしっかり描かれていたので満足でした。そんなセレス内での戦いとは別に、銀河諸族に対する交渉というかなんというかは本当に別種族なんだなーという描写を噛み砕きながら読んでいたら、不意のラゴスの「良い笑顔」で思わず吹き出してしまった。いやでも彼が笑顔になるのも分かるというか、ここにきてようやく4巻がシリーズのピースとしてはまった感が強いですね。いや、あの巻って「恋人たち(ラバーズ)」という存在の在り方を描くのに必要とは思うんですが、それでもちょっと異色というか浮いたような印象だったので……。それが、こうも綺麗に物語の中で機能するとはなあ。

さて。泣いても笑っても残り1冊。最後の一手となりそうなカドムとイサリ。青葉豊かな未来はもうすぐ手が届きそうなところまできていると感じますが、長い旅の終着点がどのように描かれるのか。間もなく発売のPart3が待ち遠しい。

作品名 : 天冥の標X 青葉よ、豊かなれ PART2
    【 amazon , BOOKWALKER , honto
著者名 : 小川一水
出版社 : ハヤカワ文庫JA(早川書房)
ISBN  : 978-4-15-031359-3
発行日 : 2019/1/22